はじめに:
16の性格についての記載は全て「16personalities (https://www.16personalities.com/)」から抽出しています。要約や和訳時の意訳はありますが、特に表示がある場合を除き筆者の個人的な意見は含まれていません。
「悪意ある」討論者型とは?
悪意ある「討論者」とはどういった性格の持ち主なのでしょうか。普通の「討論者」とはどういった点で異なるのでしょうか。悪意ある「討論者」と対峙したり巻き込まれたりした場合の対処策はあるのでしょうか。
なお、「16personalities」には「悪意ある討論者」の記載はないため、今回は「16personalities」を下敷きにしてはいますが、僕の経験や意見から書いています。
その前に「討論者」について知りたい方は以下をご覧ください。
本来、「討論者」には有能で良いところがたくさん備わっています。
しかし、自信過剰から周りを見下してしまったり、有能であるが故にその力で人を傷つけるような「悪意ある討論者」はとても稀とはいえ存在することは否めないと思います。
「悪意ある討論者」の言動例:筆者見解
悪意ある言動例をみると、これは「討論者」に限ったことではないです。こういった悪意ある言動へ至るプロセスに「討論者」だからこそ出来てしまう手法があるのだと思います。1つずつ解説していきます。
1については、まず周囲の誰かを「討論者」が敵と見なすことから始まります。出世競争のライバル、自分の地位を脅かす者、さらには気に食わない者も敵と見なされるおそれがあります。そういった敵を陥れるために、「悪意ある討論者」は自分の特性を利用します。
敵と見なされた人が進めようとしていることを議論の場で混乱させたり、ダメ出しをしたりするのです。何かを進めようとする場合、デメリットが存在せずメリットしかないなんてことはありません。その点を「討論者」は衝いてきます。頭の回転の速い「討論者」に周りは飲まれてしまうといったケースです。
一方で、「悪意ある討論者」はそもそも自分のアイデアを秘密裏に進めるようなケースもあるかもしれません。「敵」からのダメ出しを回避することで自らが用いた同じ手を使わせない意図がある場合です。
「討論者」には「アイデアを考えるのは好きだが、実際にアイデアを実行するのは面倒だと感じる。」負の性格があります。アイデア実行をしたがらない「討論者」を見て、それを進んで助けようとしてくれるタイプがいる場合、「討論者」は、そのタイプをうまく利用します。これがケース2です。多くの場合がそうであるように、アイデアを計画化し実行管理していく方が何か時間も苦労もかかります。人を利用することでさも自分の実績であるかのように持って行ってしまうケースです。
上記の「アイデアを計画化し実行管理していく」ですが、そもそもの最初のアイデアが不適切な場合、失敗の可能性がぐんと高くなってしまいます。そういった場合、利用した人にその責任を押し付けて自分のミスを隠匿してしまうというのが3のケースです。
「討論者」は、頭の回転が速いうえに大胆ですので、周りも含めて丸め込まれてしまいます。
深刻な場合、巻き込まれてしまった場合、「悪意ある討論者」からは距離を置くなど影響から逃れるなどの対策を打つべきでしょう。
~ おしまい ~
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